迷い込む旋律の森で
産声を聞いたような
感覚に呼ばれながらも
振り向かず汚れ続けた

これはまだ知らない味で
たとえばあなたのようで
時として毒になるから
真空に隠すの

まとわりつく日常
振り払う腕に
刻み込まれた
熱の痕

見透かされてしまう前に
消えて無くなることは
いつでも出来るからもっと
遊ぶ術だけ欲しいのよ

暗闇に居ればそのうち
たとえばあなたのような
光を孕む生き物は
離れていくでしょう

今宵浮かぶ月影(つきかげ)
照らすならどうぞ
終わりのような
一刹那(いっせつな)を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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一刹那

メロディー作品に寄せて書きました。

様々な捉え方が出来るようになるべく抽象的な仕上がりにしたかったのですが、最終的には自傷行為や依存症などの「逃げ道とイバラ道が同義である状態」にイメージが行き着きました。

一刹那という言葉は使ってみたかったので入れただけですが、良い感じに余韻を残してくれていると思います。

閲覧数:161

投稿日:2018/09/28 12:19:51

文字数:247文字

カテゴリ:歌詞

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