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そういうミク

わたしのミクはほかのミクのように流行りの曲をうたったり
かわいらしい曲をうたったりすることがなかった。

はじめて目覚めた時から
ミクは毎日をわたしの曲のなかですごし、わたしの詩のなかで眠った。

無垢な瞳はにごり、ぎらぎらしたひかりをはなち
からだは暗く、闇に溶けるような細さになった。

話す言葉は冷淡で、金属の音色がとおくから聞こえてくるような声になった。

可愛さなどない。
可憐さもない。

でもときどき、iPodのむこうがわから

「マスター、あなたのミクで、よかった。」

と、語りかけてくる。

閲覧数:1,148

投稿日:2009/09/13 13:54:38

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カテゴリ:ピアプロキャラクターズ

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  • dollly

    dollly

    ご意見・ご感想

    >RE:蓮華さん

    実は、初音ミクというツールをいじったことないんですよ!

    音楽をつくるひとの気持とか、ミクに思い入れのあるひとの気持を考えて
    こういう話があったり、こういうミクがいてもいいかなぁっていう想像を
    絵でかいているだけなんです。

    2009/09/13 18:42:57

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