(1A)
春 芽吹きだす命たち
夏 鮮やかな木々の色
朝 澄んだ空気の中で
光が溶けてく

秋 実りだす果実たち
冬 深い眠りについて
夜 静かな時の中で
久遠を夢見る

(1B)
地球(ここ)に 生まれ落ちたのは
何か意味があるのかな
生きた 証を刻んで
何かを残していたい

(1S)

巡りゆく
季節が
色を変えてく

染まりだす
音色に
喜びを添えて

人々が
抱いた
小さな願い

きっと導びいてゆく
どんな痛みも超えて

(2A)
春 目覚めだす命たち
夏 鮮やかな空の色
朝 柔らかい木漏れ日に
草木がまどろむ

秋 熟された果実たち
冬 降り積もる白い雪
夜 孤独を歌う月が
独りきり浮かぶ

(2B)
地球(ここ)で 流した涙は
ジワリ地面に滲んで
遥か
遠い裏側で
恵みの水をもたらす

(2S)

生まれ行く
季節が
悲しみ包み

果てしない
時間の
狭間へ流して

人々が
重ねた
淡い思い出

きっと映してゆく
どんな憂いも超えて

(3B)
地球(ここ)で 廻りゆく命
繰り返してく輪廻は

決して
終わることはなく
永久に生まれ変わってく

(3S)

何もない
両手で
掴もうとした

一筋の
光が
海に消えてゆく

その刹那
浮かんだ
揺らぐ景色は

星が紡いだ記憶
色褪せることはない


~かな詞~


(1A)
はる めぶきだすいのちたち
なつ あざやかなきぎのいろ
あさ すんだくうきのなかで
ひかりがとけてく

あき みのりだすかじつたち
ふゆ ふかいねむりについて
よる しずかなときのなかで
くおんをゆめみる

(1B)
ここに うまれおちたのは
なにかいみがあるのかな
いきた あかしをきざんで
なにかをのこしていたい

(1S)
いま
めぐりゆく
きせつが
いろをかえてく

そまりだす
ねいろに
よろこびをそえて

ひとびとが
いだいた
ちいさなねがい

きっとしみちびいてゆく
どんないたみもこえて

(2A)
はる めざめだすいのちたち
なつ あざやかなそらのいろ
あさ やわらかいこもれびに
くさきがまどろむ

あき じゅくされたかじつたち
ふゆ ふりつもるしろいゆき
よる こどくをうたうつきが
ひとりきりうかぶ

(2B)
ここで ながしたなみだは
じわりじめんににじんで
はるか
とおいうらがわで
めぐみのみずをもたらす

(2S)
いま
うまれいく
きせつが
かなしみつつみ

はてしない
じかんの
はざまへながして

ひとびとが
かさねた
あわいおもいで

きっとうつしてゆく
どんなうれいもこえて

(3B)
ここで まわりゆくいのち
くりかえしてくりんねは

(けっ)して
おわることはなく
とわにうまれかわってく

(3S)
いま
なにもない
りょうてで
つかもうとした

ひとすじの
ひかりが
うみにきえてゆく

そのせつな
うかんだ
ゆらぐけしきは

ほしがつむいだきおく
いろあせることはない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【星が紡いだ記憶】~落選作詞~

show-Gさんの歌詞募集に
応募させて頂きました。
http://piapro.jp/t/Iaih

一年の中で、季節が繰り返し、
もっと大きな時の流れの中で、
命が繰り返し生まれていく、
それを記憶し続けるのは、
地球という星だけ
そんなテーマになっております。

※( )部分は1音に2文字入れて頂きたい部分です。

閲覧数:187

投稿日:2013/09/08 17:26:50

文字数:1,240文字

カテゴリ:歌詞

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