【初音ミク】猫とわたしの物語【オリジナル曲】

Project TKGの３３作目です。
猫、好きなんです。。。

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「猫とわたしの物語」
　　　作詞・作曲・編曲　Project TKG

その日猫が家にやってきました
それは真っ白な仔猫でした
小さな毛布の中で眠る顔に
ただ一目ぼれとかしちゃったのでした

わたしはその仔猫を抱きました
壊れそうなほど華奢な猫でした
わたしの腕の中のそのぬくもりに
ただ愛しさだけが溢れました

あどけないその眼差しは
いちばん最初の思い出でした
ありがとう出会えたことに
初めて守るべきものができた瞬間でした

毎朝猫の名前を呼びました
それがわたしの日課なのでした
来る日や来ない日とかがあったりして
でもそれが愛しかったりしちゃうのです

うれしいことがあった日には
いちばん最初に聞いてほしかったよ
ありがとう一緒にいてくれて
素っ気ない態度ばかりでたまには甘えてよね

ある朝猫がケガをしてきました
きっとケンカとかしてきたのでしょう
それでも痛そうな素振りひとつ見せずに
ただ立ち尽くす背中凛々しかったのです

悲しいことがあった日でも
ただそれだけで励まされました
その背中思い出すたび
「つらいことがあっても泣くな」
と言ってるみたいでした

　その日猫は動かなくなりました
　とても安らかな顔でした
　そして猫とお別れをしました
　でもなぜか涙は出ませんでした

　次の日猫の名前を呼びました
　でも猫はもう来ませんでした
　涙が次から溢れ出してきて
　ただ大きな声で泣きました

ありがとう生まれてくれて
ただそれだけで幸せだったよ
ありがとう一緒にいてくれて
生涯最高の宝物になりました

でもねわたしはもう寂しくないよ
そうずっと一緒だって思えるから