なにも見えなくなったって
自分が見えていればいい
世界は嘘の塊
なにも信じられないから
カンパンを食べたんだ

現実と消え去った過去
心の殻に閉じ籠ったって
現実逃避でしかない
だから
空っぽの夢を現実で
真二つに断ち切った

暗闇のなか一人で
最低だって　最悪だって
声が渇れるまで　いくら叫んだだろう
閉ざされた心の内側
声を辿って　歩いたって
もう、先が見えないんだ

なにも見えなくなったんだ
自分って何だろうね？
思考が絡まりあうんだ
頭の中が破裂しそうなんだ
抱え込んで叫んだ

現実と叶わない夢
自分で壊してきた感情を
集めて、元通りにしたい
なんて
そんなあり得ない妄想を
机上論にぶちまけた

喜怒哀楽の日々に飽きたんだ
昨日捨てた恋の実
無意識に買ったぬいぐるみも
明日生きる意思さえも
全部燃やし尽くして
零から始めよう

外の世界へ飛び出して
悲しみなんて　消してしまえ
疲れはてるまで　いくら楽しめただろう
心の扉を　今開けよう
空を見上げ踏み出そうよ
もう、独りじゃないんだ

今、心に秘めて