逆ネバーランド 歌詞
投稿日:2021/04/24 21:47:25 | 文字数:615文字 | 閲覧数:480 | カテゴリ:歌詞
雨がしとしと降っていた
紙を濡らさぬように上着で隠して
持ち込んだ原稿用紙
この子も駄目だった
ふっと口を衝く「才無いわ」
書かぬ理由をすり替えた
ソフトな死でさえ選べんわ
終わる為にも勇気が要るな
遅過ぎんだってもう
僕の価値は
これ一つだと思っていた
間違いか
裏切りの影
訝しげなピーターパン
曰くアイロニカルな
「もう何処にも行けないね」
いずれ去る時が来ることは
知っていた事だから
せめて自分の手で
終わりにしたいんだ
縛られずに生きてた
それが婉美であると信じて死んだ
これまでの僕を弔ってやろう
何かに縛られ生きる
それこそが救いと知って
決めたんだ
さらばネバーランド
僕は大人になったのに
それらしい事言って終わりにしたのに
何故僕の目に手を振り嗤う
アイツが映るんだ
あれから味がしないんだ
何やってる時も
緩やかな死を覚えていた
もう言い訳出来ない
色も声も香りも痛みも
体温も喜も怒も楽もアイも
全部忘れていた
ねぇだからさ
もう一度思い出させて
何事も無く「ん」と
手を差し出すピーターパン
曰く「パラドキシカルに
もう何処にも行けないぜ」
いずれ死ぬ時が来る迄は
生きている方がマシだから
もう二度と終わりにはしない
僕に無いものばかりだ
「それが何だ」だなんて言えたのならば
強がりさえ僕の味方になるだろう
そうやって決意を持てた
僕こそが彼だと知った
僕の場所
ここはネバーランド
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blanc.
PM5:00 差し込むオレンジ 部屋に斜陽の影は落ち
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blanc.
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カゲロウデイズ 歌詞
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オズと恋するミュータント(前篇)
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓ 前のバージョンでページ送りです。
オズと恋するミュータント(前篇)
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オズと恋するミュータント(後篇)
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
オズと恋するミュータント(後篇)
みんな歌ってね