マロウの青 赤く染まる
君の呼ぶ声が 聞こえる

君が欲しかった応えを
僕は知っているけど
嘘はきらいだろう?
君が呟く問いかけに
僕は答えられずに
まだ笑えないまま

砕けた白 優しい時間に残す傷
(かけらを集めて)
零れた頬 触れられること恐れても
(届いた両手で)

マロウの青 赤く染まる
君の呼ぶ声が 聞こえる
マロウの花 風に揺れて
僕を君を今 包んだ

僕が注いだ魔法を
覚えていると笑った
それだけでいいよ
君が結んだ強がりを
僕は手に取るけれど
まだ解けはせずに

これ以上には 保てない温度だけど
(凍えていくだけ)
被せたその ぬくもりをそっと渡すから
(届く両手で)

マロウの青 流す空に
君の歌声が 聞こえる
マロウの花 夕を落とし
僕らだけを 残して

せわしなく生きる日々 一粒の痛みで
夜の終わりに照らす空
失くしてく 思い悼んでは泣く朝に
とめどなく過ぎる日々 後もう少しだけ
夜を留めてしまう手が
拭う目に 映し出すのを拒んでも
鮮やかさを忘れない

マロウの青 赤く染まる
君の呼ぶ声が聞こえる
マロウの花 風に揺れて
僕と君を今 包んだ

mallow blue
mallow blue

君が欲しかった応えを
僕は知っているけど
嘘はきらいだろう?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

mallow

サークルの題詞参加作品です。お題:紅茶
テーマは、去年書いた小説で登場させたハーブティーから。
マローブルーは「夜明けのハーブ」とも呼ばれているそうです。

閲覧数:77

投稿日:2011/02/13 02:14:32

文字数:546文字

カテゴリ:歌詞

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