ぐるぐると

からからと

ぐちゃぐちゃと

ゆらゆらと

頬杖つき

息を吐いて

腕振り上げ

泣いて泣いて


ぷかぷかと

ぼこぼこと

ちかちかと

ぼろぼろと

振り向く先

見据えた先

絵は滲んで

消える消える

言葉　言葉　隙間　喉に　詰まり　叩き　落とす　落とす
混ざり　痛み　違う　違う　視界　何を　してる　私

青と赤の真ん中で
真っ暗だけな所で
何を歌ってるんだろう
何を歌ってるんだろう

耳を澄まし目を閉じた
けど繰り返す音だけ
見えない温もり打って
冷えて届いてくるだけ


ふわふわと

ひりひりと

ふつふつと

くりくりと

歩き回り

天井見て

手を伸ばして

泣いて泣いて


ぐらぐらと

白々と

きらきらと

黒々と

あの木漏れ日

先の空の

大気深く

消える消える

光　淡く　零れ　揺れて　(水面)　一人　踊り　滴　枯れて
明かり　甘く　温度　苦く　(染みて)　代わる　代わる　景色　変わる

行方すらも知りえない
私の心の中は
どんな歌があるのかな
どんな歌があるのかな

さっき沈み込んだ歌
探し私も沈むの
始まる歌を拾いに
始まる意味を拾いに


不規則メロディーと刻む
絶え間ない証を聴く
私にしか作れない
私にしか聞こえない

心から流れる歌
きっとずっと曖昧で
何度だって聴きたいの
そうきっと聴ききれない

赤に溶けて巡りゆき
伝って移ろう音は
何処へ流れていくのかな
何処へ流れていくのかな

多分私が見てる方
道の奥の奥の方
斜めに後ろに振れて
私が感じた全部
消さないで持っていくよ