
ニンフェッタ
くすねた煙草に火を点けるくせ肺に流すのを躊躇う
大人でいなくとも大人くらいの苦しみはわかるさ
踏み入れたことのない遊びはどれも遠く思えて
酷く羨ましく思えば身近な禁忌に手を出す
せがんだ時の香りは甘くて
「また今度ね」と逃げられてばかり
小賢しいだけじゃやってけない
生き急ぐのは罪ですか
現実から逃げ出す方法を知らない不完全な僕ら
一瞬の闇はまるで永遠さ 堕ちて煙で満たそう
薬のような匂いにあてられ酷く酔う初夏の夕方
手を伸ばすもただ虚空を摑む 見えていたのは幻
一緒に眠ろう 夜明けまで
君しか欲しくない!
現実から逃げ出したとて夢を見る不健全な僕ら
一瞬の闇はまるで永遠さ 懺悔もできず立ち尽くす
大人の真似っこしたところで何にも変わらない僕ら
苦味を知った肺から染まる
美しい記憶も焼け潰れた
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