「辛いよ」「苦しいよ」
僕のSOSも届かない
「やり返せばいいだけのこと」
ふざけんな 僕じゃなくてお前だったら良かったのに

ああ 煩わしい
僕も お前も お前らも
醜くて 見にくくて

泡のようにゆっくりと吐き出した
あなたに求める僕の本心
「助けたいよ」の裏には
「期待しないでよね」の声
分かってる 解ってるよ

助けてくれないことなんて
もう慣れっこだからさ


「痛いよ」「離してよ」
削り続けるリストカット
僕もあわよくばに期待して
切れないよ 心だけしか削れないだなんて

ああ 見苦しい
僕も お前も お前らも
愛しい 愛おしいさ

僕に血を流す勇気があるのならば
きっとこの地を駆け下りた
「待ってるよ」の裏側は
「手助けはしない」でしょ?
効かないよ 聴けないの

保身の見て見ぬ振りくらい
誰でもそうなんだから


「助けて」「守ってよ」
もしも言われていたなら
僕は助けたのだろうか?
助けよう その為に僕なら何をしたのだろうか

ああ 狂わしい
僕も お前も お前らも
大切なのはひとつだけ

求めるばかりで振り返れない
僕も僕を嗤っていた
「助けられない」だって
「助けたくない」なんだろ
分かったよ 解ったから

だから知りたくなかったのに
僕だって同じなのだから

それでも痣ができるばかり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

HALF DAMAGE

閲覧数:62

投稿日:2017/07/12 16:58:15

文字数:562文字

カテゴリ:歌詞

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