櫻華乱舞
いつか訪れる事は分かっていたのに、その時になると涙が溢れて来るのは何故なんだろう…。
…… …… …… …… …… ……
月明かりに照らされる二つの影 空届きそうな年老いた桜の下
まるで二人を誘う様に 花弁舞い踊り散る
夜桜の下 私と二人きりで 貴方はまるで子供の様にはしゃいでた
いつか訪れる別れの時から必死に目逸らす様に
桜、夜桜 風に舞う 私の心もゆらゆらり
貴方が眠るまで抱き締めてるからどうか安らかに瞳を閉じて…
安らかな寝顔 時の止まった笑顔 春風に乗り旅立って逝った貴方…
桜 風に舞う 夜空を染めて行く 暖かい春の色に…
桜、夜桜 風に舞う 私の心もゆらゆらり
白く冷えきった貴方の頬にそっと"さよなら"の口付けを…
桜、夜桜 風に舞う 私の涙もはらはらり
巡る季節の中 涙を拭って笑顔で言うよ「貴方とまた逢えるよね…?」
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