"ねぇ、私悩んでるんだけど"
"あら、何かご相談?"
"私最近、私が誰なのか分からないのよね"
"あらまぁ、変な悩みねぇ"
"何て言うの?個性がない?…ってゆーかー…個性があっても、同じ私なの"
"ミクさんなんてうらやましいっすよ"
"え?どうして?「泉」さん。"
"俺なんてただのトイレなのに!!生きがいを感じる仕事を一切していない!!"
"え~、でも素晴らしい芸術って言われてるじゃない"
"俺は俺の仕事がしたかったの!!でも『アイツ』のせいで、俺の仕事は写真に撮られて展示場に飾られるだけ…ミクさんなんて幸せな方っすよ!歌えるし、踊れるし、おしゃべりだって弾にするじゃないっスか!!俺なんて!人の役に立った事なんてこれっぽちもない!!"
"同感。"
"4:33君、君もそう思うだろう?!"
"俺なんて丸裸のまま4分三十三秒間だ。音符の一つでもいいから音をくれよ!!"
"それは私も思った。 音楽出来ないのに私をインストールすることもあるし"
"でもキミ、しゃべってんじゃん。俺は何もないの!下手したら何の音もしないの!…昨日はだれかのくしゃみが聞こえたけど"
"オレなんて、なんでへんちくりんなポーズで橋の上で絶叫したのか今でも解らんぜ"
"ああ、君そういえば空に幻覚見たんだっけ"
"おうよ、「この絵は狂った人間にだけ描ける絵である」って空に描いてあった。ほんとだぜ?俺はただの常識人だっつの!!勝手に俺まで作者みたいな変人呼ばわりしないでくれよぅ!"
"あらあら、みんな大変なのねぇ。でも、あたしだって大変だわ。だって、せまーい額縁の真ん中で、ずっっっっと笑顔でいなきゃいけないのよ?今では色んな人があたしに物差しを当てたり、レーザーを当てたりするわ。これほど退屈な仕事もないものね。あたしってそんなに有名で偉大な人かしら。"
"…そっか。私はずっと何かを与えてもらえるし、ときどき歌の中で怒ったり泣いたりもできるし、それに私はどんなことも生業にできるんだね。…ちょっとだけ悩みが治まった。ありがと。"
"おうよ、いつでもおいで、俺らはフリーだから"
"あたしはずっとこの美術館にいるわ。ときどき遊びに来てね。あ、昨日ダビちゃんが合いたいって言ってたわよw"
"オレも美術館にいるけど、モナさんとは別んとこにいるから。道間違えたとか言うなよww"
"ずっとずっと、愛され続けることを祈ってますよ、ミクさん。"
"うん、ありがとう。あ、モナさん、ダビちゃんには言っといて?「服くらい着ろ」ってw"
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じん
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ファントムP
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