白い花弁を 闇に散らして
帰路につく きみの道しるべ
迷わぬように ひらりひらりと
落としながら 進む
行く先も 見えない
闇に暮れた 道に
ひとつ ふたつ みっつ 幾多の
花弁 振りまいて
いつか たどり着く きみのために
しるし 残して ゆく
進む先には 郷里はなく
当ても無く 足むける
郷里は わたしだと 笑うから
先に いくわたし見送れない きみ
笑いかけたら きみは 泣くから
わたしゆく道に 残した 白い花弁
ひとつ ふたつ みっつ 幾多の
遊子のきみを 導くように
花弁の道 闇に照り返す 一片は
わたしに続く 花弁たち
白い花弁を 闇に散らして
帰路につく きみの道しるべ
迷わぬように ひらりひらりと
落としながら 進む
白い花弁を 闇に散らして
わたしに続く 花弁の道は
迷わぬように ひらりひらりと
きみを導き 進む
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