一夜草(いちやそう) / 鏡音レン

音も亡(な)く落ち行(ゆ)く雨に
意識預ける様に
思い出に瞳閉じれば
未だ志の途中

振り返る事も無く
前だけ見てた
叶わない夢以外其処(そこ)には
何も残らないと知っていた

さんざめく通り抜けて
雑踏に息を殺した
君の影揺らして
見失い 過ぎる熱情
もう一度その名呼ぶ事
君は赦(ゆる)すはず無いだろう
行(ゆ)き場無い腕に触れた風

月の暈(かさ)滲(にじ)む藍(あい)の夜(よ)
星屑幾(かぞ)える様に
幼気(いたいけ)に笑う横顔
また心燃やし焦がす

とめどなく溢れる
涙が乾く
頬撫でる生温(ぬる)い肌は
消えそうに揺れる幻想を見つめていた

澱(よど)み行(ゆ)く海を越えて
深底(しんてい)に罪を隠した
君の声響いて
変わらない物を信じ
過ぎた優しさを憎めば
僕は救われるだろうか
凛と咲く花 濡れた風

踊れや踊れ 蜉蝣(かげろう)
果てる迄狂い周れ回れ廻れ舞われ

一(ひと)の夜(よ)に紫の炎(ひ)
恋縁(よ)りの淋しい調べを
最後まで聴いて 嗚呼

さんざめく通り抜けて
雑踏に息を殺した
君の影揺らして
見失い 過ぎる熱情
もう一度その名呼ぶ事
君は赦(ゆる)すはず無いだろう
行(ゆ)き場無い腕に触れた風

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

一夜草【読み仮名入り歌詞】

閲覧数:268

投稿日:2011/02/14 19:46:11

文字数:537文字

カテゴリ:歌詞

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