
「僕と同じ色をしている」と、君は僕を見て言うけれど
全然同じ色ではない、僕はいつでもくすんだクロ
迷いのない瞳と声に、僕は目を背け耳を塞ぐよ
僕と同じうつろいならば、これほどみじめにはならないのに
それでも君はいつでも僕を綺麗な色と言ってくれる
僕はいつも君に会うと偽物だと気づかされる
だから僕は君のことを精一杯見ないふりをする
例えば僕が君だとして、その瞳で僕を見たとしたら
どんな色に映るのかな、君と同じ色に見えるのかな
そんな期待はしちゃいないよ、確かめなくたって分かっている
君はとても綺麗なクロ、僕はいつでもくすんだクロ
それでも君は変わらず僕を綺麗な色と言ってくれる
僕は君が羨ましくて、僕自身が恥ずかしくて
だから僕は君みたいになりたいって思いだしたんだ
君の色は美しいと君にも是非見てほしくて
だけど君は認めなくて、目を逸らして泣き続けている
だから僕は君のことを照らし続ける鏡になるよ
なぜなら君は僕のことは目を逸らさず見てくれてるから
君は涙浮かべながら「君は黒くなんかないよ」
もう今さらどうでもいいよ、僕も泣き笑いながら行くよ
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