されど
僕らは円環の牢獄
犯した罪今噛み締め
たとえ
惨めで滑稽な
末路を辿ったとしても
ただ祈り絶えず
手汚して

先の見えぬ茨道
別に未練はないけど
いつか赦されるのなら
笑って頬を撫でて

夜は無駄に孤独で
月に嘆いた
出来損ないは焼却です
生きていたよ

ならば
永遠の嘘に忘却
重ねた罪をただ呪って
君を抱きしめることは二度と
叶わないと
ただ祈り絶えず
幸福を

偽善だけは許せない
指を咥えて愛想笑い
理想だけ口にするな
劣等感に殺される

だから
僕らは輪廻の瞑想を
終わらぬ日々をただ砕いて
零時までは火を消し
懸命に腕振り下ろして
今生きている価値を見出して

僕らは円環の牢獄
犯した罪まだ噛み締め
例え
惨めで滑稽な
末路を辿ったとしても
ただ祈り絶えず
抗う