[ 機械少女は楽園の夢をみるか? ]



廃園の街 降りしきる黒の雨
孤独に濡れた 凍りついた心 裂いて
潜む思惑 裏切りの末路には
いつか夢見た約束の地が僕を待っているの?

空へ飛び立つ 翼を広げ
決して届かぬ蒼(あお)
黒の水面(みなも)に映る未来は
波紋に揺れ 泡と消えて

廃忘(はいもう)の街 降り積もる灰の雪
戦火にくゆる この硝煙が宿命(さだめ) 分かつ
赤に塗(まみ)れた 冷たく震える手を
孤独な月が優しく照らす道程(どうてい)の先には

空を目指した 翼は軋み
決して届かぬ声
碧(あお)の汀(みぎわ)に刻む想いは
躊躇わずに 波へ溶けて

終焉(おわり)を告げる 銃声の哭く(なく)後に
いつか焦がれた安息の地が僕を待っているの?

空を求めた 翼は堕ちて
決して叶わぬ蒼
歯車は欠け 視界は霞み
崩れていく身体

白の波間に弾ける音は
世界を彩って
黒の夜空に煌く星は
僕の行く末を 照らして

楽園へ
機械少女(マシナリーガール)



譜割り[ マ・シー・ナ・リー・ガー(ル) ]

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

機械少女は楽園の夢をみるか?

機械の翼が生えた、戦闘機械の少女の歌。

閲覧数:259

投稿日:2013/11/11 20:44:57

文字数:457文字

カテゴリ:歌詞

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