天気予報が「降水確率50%」と出ている朝、傘を持って出るかどうか、毎回ちょっとした賭けになる。持っていくと大抵降らない。持っていかないと、ピンポイントでゲリラ豪雨に遭う。不思議なことに、傘には“天気を操作する力”でもあるんじゃないかとさえ思う。
特に透明のビニール傘。あれを持ってると本当に降らない。駅のゴミ箱に捨てられてる理由も、きっと「役目を果たせなかった傘たち」なんだと思う。
しかも、雨が降らなかった日は「なんだ、持ってこなくてよかったじゃん」って思うのに、降られた日は「やっぱり持ってくればよかった…」って後悔する。傘に関してだけ、我々はやけに後出しジャンケンが多い。
折りたたみ傘という中庸の選択肢もあるけれど、あれはあれで「どうせ降らないだろ」と油断してカバンの底に眠りがち。いざ使おうとすると、広げた瞬間に骨が折れてたり、なぜかベタベタしてたりする。これはこれでまた裏切られる。
結局のところ、傘とは「予防線」であり「祈り」なのかもしれない。
今日もまた空を見上げながら、玄関で3秒ほど立ち止まって考える。「一応持ってくか…」そう決めた日に限って、空はきっと晴れる。
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