
この吹雪が私を包んで 心のわずかな色が消えていく
(寒い世界がこの身を包んで 私のかすかな色が消えて)
白の世界が焼けた心を冷ます
この鼓動はそれでも何かを求めて血を巡らし
生きる私は転びながらただ走り続けて
振り向かないよう私に似た影から背を向けていた
吹雪が私を許して 体のわずかな熱が消えていくよう
(凍える世界がこの身を許して 私のかすかな熱が消えて)
静かに優しく包まれて雪に溶けてくように
消えてゆくならほらきれいに終われると
思う私の手を引いたそれは冷たくて
涙が手を濡らしたそんな些細なことさえ
吹雪が私を包んで 誰かがここで消えて行くよう
(世界が意思を包んで 命が時代へ消えて行くよう)
まだ私に残りがあるなら 教えて私はまだ消えたくない
(小さなあなたに想いがあるなら 伝えて私はここで生きていた)
この吹雪はいつまで続くのかな
声も色も意思も 私じゃない
このまま このまま 手を差し伸べた
ぬくもりが ぬくもりが 温かっt
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