白い粉を 浴びた
歪んだ 景色の中……

あなたの 匂いを
ひとり想い出す

あんなに 優しく
包んでくれた

クリスマスは
二度とは 来ないか ら



「ごめん 」と

…ふと 呟く
ひとつ ひと つ

街に 照らされ始めた
イルミネーションを
辿って行く

それが 泡雪 の様で
瞬間に 消えそう…

    ココ
「もう 中には
来れない」




冷たく凍る
土の様に 深く
愛されていた

だけど いまは もう
戻ることのない
銀世界……




緑色のもみの木が
重たそうに 濁った
刺すような 痛さの
白い塊を 一気に
降ろした

そんな 感じで 恋は
突然 終わった

何も 飾らない
ツリーのように

わたしの心からは
彩りが 消えていた


賑わう カップルを観て…

ウツツ
夢幻 という言葉が
浮かんだ……

悲しくて さみしくて
さ迷う 冬景色




冷たく凍る
温かい土の様に
深く愛されていた

だけど いまは もう
戻ることのない
閉ざした 銀世界……




家々の愉しそうな
窓に映る 人影達が
操り 人形のように

想い出の戯曲を
私に踊らせる……

在りもしない 永遠が
幸せを 壊す…

ただ 黙ってみていた




冷たく凍る中の
深い土の様に
愛されていた 私

だけど いまは もう
戻ることのない
埋め込んだ 銀世界……

鳴りそうな ベルに
眠りだけを
イヴの夜に
プレゼントされて……




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

想い出の中のクリスマス ソング


淡く消える 雪のように
想いでは よみがえり

消えていく……



閲覧数:88

投稿日:2013/11/26 00:49:10

文字数:628文字

カテゴリ:歌詞

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