投げ出した僕の明日の 何を探していたのかを
思い出しだした時にはもう 失った今を駈けずりまわって
君がそこに居た道の 思い出が滲んでく
早く 還らないと からまった僕の手が 何処にも届かないよ
もう 間違わないよ 二度と離さないよ
震えた その手で僕を掴んでくれた
必ず守るよ 決して壊れないよう
今 君が 僕の 瞳になる
ふと目を覚ました朝の 隣に残る温もりの
気づいたときにはもう どれくらい失くしただろうか
君がそこに居た朝を 静寂が埋めて行く
もっと 抱きしめたいよ 吹き上げた風が君の 声を掻き消した
強く握り締めた 後悔を刻んで 涙はいらない 怖くはない
凍えた勇気を 君の呼ぶ声を 必ず響かせる
もう 逃げないよ もう見失わないよう
君に走り出した 僕を受け止めて
たった一つこの世界を 鮮やかに変えて行く
今 僕が 君と 空に歌う
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