言魂(ことだま)


-無償のこゝろ-

何もいらない 何も求めたくはないと
さう話すキミの 言葉が呑めぬまゝ
あれから氣づけば もう七度目(しちどめ)の夏
やっと手にした答へは 私には眩しすぎて

ずっと探してた ずっと考へてた
あの時のキミの意圖 あの時のキミの思ひ
突きつけられた 自分の淺はかさ
そして何より キミの大きさ

キミが持つのは愛だった ボクが持つのは欲だった
僞りの無い目に 今 思ひ知らされる
何もなくていゝ 何もしなくていゝ
いつか私も本氣で さう言へるかな


-寛容のこゝろ-

明日になったら ボクのことは忘れてと
旅立つキミが言ふ 穩かなその顏が
今も忘れずにある 忘れられずにゐる
暖か過ぎる言葉が 受け入れられないまゝ

キミは今何してる ボクは今何してる
尋ねやうと思へば聞ける そんな たわいもない話
でもキミの聲に觸れることを 無意識に避けてゐるのが分かる
きっと自分の弱さと向き合ふ覺悟が まだないから

焦る必要なんてないよ たっぷり時間をかければいゝよ
迷ひもなくキミは言ふだらう 何も聞かずにさう言ふだらう

否定の言葉を口にはしない ありのまゝをすっと受け入れる
どうしてキミは そんなことを 簡單にやってのけるんだらう?
私にもいつか出來るかな そんな想ひを持てるかな
全てを許し認められるやうな 深い心を


-信念のこゝろ-

從ふことが常に善で 主張することが惡であるかのやうな
風潮が 世の中 あると思ふけど
かうしなさい あれはやめなさいと そんなにも私たちのこの目は
信用できないものですか?
怒られるのが嫌だから 何も考へず たゞ うなづいてた
でも"イヽ子"でゐるのは 私 いゝ加減もう辭めます

頭ごなしに怒鳴っても そんなのは たゞの脅しじゃないの?
恐怖で支配してるだけ 力盡くで捻じ伏せてゐるだけ
大事なのは理解させることで "なぜダメか"納得させることで
でもそんなコト 頭の中で思ったって 何も變はらない

常識なんてどこにもないよ 信じるものは人それぞれさ
ぐゎんばらなくても いゝんだよ 決めるのは いつでもキミなんだ

"すべき"ことなんて きっとないよ 行きたい道を進めばいゝよ
貫きたいものがあるのなら そこを目指して行っといで
間違ひに気附かされた時に 素直に受け止められるなら
キミは どこに行っても大丈夫だから 心配無いよ


-愛情のこゝろ-

泣きたければ 泣いていゝんだよ
笑ひたい時は 笑っていゝよ
言ひたくないなら 言はなくていゝ
話したくなったら 話せばいゝ

でも どんなに人を誤魔化しても
キミは キミ自身は騙せない
だから ひとつだけ約束してよ
自分にだけは ウソをつかないと

言はれなきゃ何も分からない 言っても全ては傳はらない
頭の中ではそんなこと 理解してゐるつもりだけど
私の全てをぶつけたい 全力でキミに屆けたい
思ひ込みでも 勘違ひでも 辿り着いてゐればいゝな

あなたの幸せを願う そんな手紙を送ったら
ボクはいつでも幸せだよと そんな返事が返ってきた
探しても見つかりはしないけど いつの間にかこの手の中にある
大事なものなんて意外と そんな感じなんでせうか?


-いきるこゝろ-

わたしが學んできたこと わたしが感じてきたこと
次の世代へ殘せなくても それはそれで いゝのかな

ボクは今を生きてくよ ボクは今を生きてくよ
小さな種を落としながら 未來の光を夢見ながら
例え芽吹くことがなくたって 誰にも氣附かれなくたって
それはそれで いゝのかな? それはそれでも いゝのかな

ボクは今を生きていくよ ボクは今を生きていくよ
生まれたことに意味がなくたって 樂しむまで死んではやらないさ

理由なんか用意されちゃゐない でもそれはきっと幸せなこと
縛るものは何一つ無いんだ 好きな意味を書き込んでいゝんだ
ボクは何を描くのかな キミは何を描くのかな
ボクだけの眞っ白なこの紙に キミだけのまっさらなその紙に

太陽は今日も暖かくて 空は今日も高く大きくて
星は今日も遠く輝いて 風は今日も少し冷たくて
廣い廣い廣いこの大地に 銀河の端の端のこの惑星(ほし)に
私のまだまだ知らないものが たくさん たくさん埋もれてゐる

ちっぽけな不安に さやうなら 無限の希望に こんにちは
誰かの落とし物に こんばんは 鏡の中のボクに また明日

今なら素直に贈れるよ 透明な氣持ちで贈れるよ
キミに 私に ボクに アナタに ここに "ありがたう"

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

言魂

………、長ぇよ!(←書いたのオマヘだろーが
詰め込めるだけ 詰め込んだら この有樣である。

假名遣ひ(仮名遣い)が古いのは 氣になさるな。

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投稿日:2010/04/23 00:11:36

文字数:1,893文字

カテゴリ:歌詞

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