憧れだった その横顔に
触れていたあの夏

この街から君の笑顔が消えても
まぶたに浮かぶ 光に映して


夕立の中で 雨が止むように祈る
偶然の出来事を 出会いの必然にして
晴れてゆく空の 雲の隙間に
二人の心を解き放つ

つながりは消えてゆく泡
ソーダと氷のように
いつの間にか混ざっていただけ

刹那い時間に
戸惑う肌を重ね

冷めない熱にうなされるように
夜に漂いながら

一縷の温もりと安堵の後に
訪れる不安の波

やがて来る暁の光に
まぶしくて目を閉じる予感がした


自分という希薄な存在を
ただ感じるままに
この世界につなぎとめてくれる

君がずっと抱えていた
黒い闇の固まりは
溶けることはなかったんだね


また一人

不安でたまらない夜に

自分の存在を
無意識に消してしまいそうになる

そんな夜に

そばにいてくれる人を
求めて君は彷徨う


いつもの夜が来る
君と僕をつなぐものは
もうなにもないけれど

いつもの朝が来る
君という存在さえ
不確かなものに感じて

そうして見上げた空の
まだ高い夏の日差しに
すこし眩暈がした

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夏の日差しに

実体験ではないけども、近い感じ。

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投稿日:2013/02/12 22:44:27

文字数:476文字

カテゴリ:歌詞

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