夢見る君の翼など
なければいいのに

波の音と潮の匂い
君の居なくなるこの町
プラットホームに舞う花弁 ふわり、薫って

振り向かない 止まらない その背中に
生える翼を千切りたいけど
呑み込んだ 言の葉は 枯れ落ちて
私を 殺すの
もう叶わない再会を契る小指に
願いを託してる

空の色すら無いような
都会に君は夢を見る
プラットホームに散る花弁 ゆらり、惑って

振り向かない 止まらない その背中に
生える翼を千切りたいけど
呑み込んだ 言の葉は 枯れ落ちて
私を 殺すの
もう叶わない再会を契る小指に
願いを託してる

何故だろう、後悔は
しないと思っていたのに
暗く狭い部屋で膝を抱く
湿気て、黴びる。

振り向かない 止まらない その背中に
生える翼を千切りたいけど
呑み込んだ 言の葉は 枯れ落ちて
私を 殺すの
もう叶わない再会を契る小指に
願いを託してる

振り向かない 止まらない その背中に
生える翼を愛していたんだ
呑み込んだ 言の葉は 枯れ落ちて
涙に 腐るの
もう叶わない約束を千切る小指の
感触、覚えてる

夢見る君の翼など
なければいいのに、なんて、
嘘なんだ。
羽ばたく鳥の幸を祈る。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

海鳥(仮)

http://piapro.jp/t/Xuo1
こちらに歌詞をつけさせて頂きました。
見送る女の子のうたです。

閲覧数:335

投稿日:2013/03/25 18:04:04

文字数:509文字

カテゴリ:歌詞

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