冬に風は冷たく 頬をつたう白い雪
静かに輝く星空へ 白い息を吹きかける
貴方の肩に寄り添って
やさしく手のひらを重ねる
「冷たいね」って笑う君が
ひどく愛しく思えた
降り積もりそうな雪の中で
嬉しそうにはしゃぐ
私を見た貴方によぎる不安は
すべてかき消されてゆくよ
雑踏の中かきわけて 繋いだその手を
ずっと離れないように 離さないでいて
どんなに離れていても
帰る場所はここだと
信じているから だから今夜は
雪空の中寒さにふるえ
凍えてる私を
強く抱きしめていて
この雪が降りやむまで
この冬が終わるまで
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