ガラスの靴が消えて
かぼちゃの馬車は砕けた
夢見てた舞踏会
魔法も解けてしまった

どうして私は泣いているの？
震えてるの？
何度 名前を呼んでも
応えはない どうして？

あなたは何処にいるの？
お願い隠れないで
強く願うのに
あなたの熱が 声が
薄れてく

絵本の海は褪せて
人魚姫は還れない
真珠の首飾りも
もう二度とは光らない

きれいな朝日ね
透明だわ 色も消える
なのに 私だけ一人
消えないのはどうして？

あなたは何処にいるの？
私も連れて行って
どうかこれ以上
あなたの熱を 声を
消さないで

溢れて 零れ落ちて
あなたのことを わすれる
怖いの
そのまえに いかせて

あなたは何処にいるの？
私を迎えにきて
もう一度深く あなたの
熱を 声を 刻んで

ずっと待っていたの！
嬉しい 来てくれたわ！
もう一度強くあなたの
熱で 声で 抱きしめ・・・て

ひらがな

がらすの くつがきえて
かぼ ちゃのばしゃわくだけた
ゆめみて たぶとおかい
まほおもとけてしま(あっ)た

どうしてわたしわ ないているの
ふるえてるの
なんど なまえおよんでも
こたえわない どうして

あなたわ どこにいるの
おねがい かくれないで
つよく ねがうのに
あなたの ねつが こえが
うすれてく

えほんの うみわあせて
にん ぎょひめわかえれない
しんじゅの くびかざりも
もう にどとわひからない

きれいなあさひね
とおめいだわ いろもきえる
なのに わたしだけひとり
きえないのは どうして

あなたわ どこにいるの
わたしも つれてい(いっ)て
どうか これいじょお
あなたの ねつお こえお
けさないで

あふれて こぼれおちて
あなたのことを わすれる
こわいの そのまえに いかせて

あなたわ どこにいるの
わたしお むかえにきて
もおいちどふかく あなたの
ねつお こえお きざんで

ずっと ま(あっ)ていたの
うれしい きてくれたわ
もおいちどつよく あなたの
ねつで こえで だきしめ て