ずっと探しているんだ
移ろっていく 季節の中で
君の面影を 振り返り

こんなご時世だからさ
お別れの言葉
言い合えたのだけで
満たされていたんだっけ?

君が紡ぐ 君が喋る
その物語が好きで
声聞くだけで
安心を貰ってたんだろうな

君が歌う 君が笑う
思い返しては
まだ君を求めているのは否めない

生まれて初めての神無年
僕の神さま!
君のいない世界は 凪のよう
勝手に祭り上げたのは
僕の方さ
そうあれと

今年も君のいない冬が来た
悴む手から 溢さぬように
どこかへ行ってしまわぬように
イヤホンで耳に蓋をした

相も変わらずに聞こえてくるのは
君の声なんだけども
そこには君はもういないんだね

生まれて何度目の神無年?
拝啓、神さま
君のいない世界は 灰のよう
「共感も何もいらないよ」は強がりだった
さよならも

君が紡ぐ 君が喋る
その物語が好きで
声聞くだけで
安心を貰ってたんだろうな

君が歌う 君が笑う
思い返しては
まだ君を求めているのは否めないけど

明けない夜のような神無月に
取り残された
あなたの神様にはなれませんが
吐き出せなくなったその言葉を
歌わせてよ
どうか
どうか

生まれて初めての神無年
もしも神さま
君のいない世界が 闇のようでも
縋ってばっかじゃいられないよな
僕の弱さ
どうかお元気で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「神無年」歌詞

夕葉倫 22nd single
「神無年」
作詞:夕葉倫
作曲:こーえい

▽夕葉倫 MV
https://youtu.be/UqTCjXwSUfg

閲覧数:44

投稿日:2023/02/26 21:19:03

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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