ジャケット

混凝土に光る昨日の雨模様
通り過ぎる電車が 引き摺っている苦悩
街路樹の映える交差点の青
行き交う人の群れ 世界はその片手の中

いつの間にか雲は姿を変えて
濁る街に合う色を纏っていく

嘘付いたって変わらないこと
変えたくて本音を捜したのに
伝え方も意味も見失ってまた
こんな風に曖昧を並べて笑う


内緒話に咲く噂と嘘と願望
働き過ぎた時計が 休む其の日を待って
愛想笑も消えた放課後の顔
飛び交う罵倒の波 未来はまだ過去の中

いつも何故か僕ら答え求めて
惑う心に嘘を重ね着していく

嘘付いたって変わらないこと
君が居て僕が居てこれで全部
愛し方も笑い方も揃えてまた
こんな風に偶然を喜んで泣く


拗ねる僕に馴れている君
あと少し隣に置いていて
例えばまた朝が来るまで


嘘付いたって変わらないこと
変えたくて本音を見つけたよ
言葉じゃなくて形じゃなくて
こんな風に同じ時間を過ごす

それだけで

嘘付いたって変わらないこと
君が居て僕が居てこれで全部
愛し方も笑い方も揃えてまた
こんな風に偶然を喜んで泣く

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嘘付きの始まり

「嘘付きの始まり」

作詞:ゆーや
作曲:Emi Ele

ボカロ作品16曲目です。
ゆーやさんの作詞作品としては4曲目です。

今回はちょっとだけ大人っぽい感じの曲です。
出だしの歌詞の「混凝土(コンクリート)に光る昨日の雨模様〜」
というワンフレーズからイメージしてメロディを作り始めました。

聴いてくださった方にいろんな感想やご意見をいただけると、
今後のために大変うれしいです。

閲覧数:753

投稿日:2017/06/09 19:49:24

長さ:04:30

ファイルサイズ:10.3MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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