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歩き疲れて座りこんで
辺りを見回したって
なにもかも昨日までと同じ
足跡も僕一人分しかなくて

「この声は聞こえますか?」
受話器に向かって最後に言った
耳に入るのは静寂の音
心の刻むリズムだけは勝手に
今日も叫んでる
『僕はここにいる』と

「l*v* me 発信中」

見知らぬ世界 殻の中でも
君の見る景色を僕は知ってる
でも君はどこにいるの?
電波の糸屑 君に投げたのに
Hello.PlasticBoy.
「君ハ僕ヲ愛シテクレマスカ?」
Goodbay.PlasticGirl.
「君ヲ僕ハ愛セマスカ?」
白い世界の中に反響して消えた 声

空を駆ける無数の星
絵に描いたような理想の世界
ここにいても いなくても 僕は
矛盾(キミ)とはずっと一緒なんだ
「そこがキミらしい」
こう言ったのは…

『l*v* you?』 僕ナンダロ?

人で溢れた世界 榧の外
僕の見る景色を君は知らない
だから僕は待っている?
絡まった糸屑 もう切り捨てたから
Hello.PlasticBoy.
「君ノ知ル僕ハ、ドウ笑イマスカ?」
Goodbay.PlasticGirl.
「僕ノ知ル君ハ、本当ニ君デスカ?」
揺れる心臓の音に共鳴したのは 僕