A1
毎週土曜の昼に会う
同じ目的を持った仲間たち
その中に居る あなたと私
ただの仲良しじゃないの
5人集まっても
100人集まっても
たとえ1000人集まったとしても
私が見ているのは あなただけ
B1
陽が沈んで みんなとお別れ
「またね」と散り散りになる
そこからが 私達の
秘密の時間なの
S
気づいた時には 手遅れよ
私は貴方の腕の中
触って 触らせて 口付け合って
私だけを見ていてほしい
「愛してる」
A2
いつもの集まりの中に
見覚えのある女の子
私が見つめる先 あなたは
背しか向けてくれない
知ってるわ そんなこと
あなたがあの子を
目で追ってることぐらいお見通し
だって
私が見ているのは あなただけ
B2
陽が沈んで 二人きり
「やっぱり好き?」 黙って頷くあなた
わかってたわ だけどね
心が痛いわ
S
無理矢理 唇押し当てる
気持ちが此処になくたって
あなたから伝わる温もりだけでも
私に良い思いをさせて
「愛してる」
C1
突然の呼び出し 駆け寄る私
「もう やめよう」 なにか崩れる音がした
抱きついて 泣きついて
「こんなに好きなのに」
S
抱きしめた腕が離れた その時に
あなたとの時間も過去に消えた
最期にあなたが残した言葉
今も耳にリピートされる
「愛…知ってる?」
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