「はあああ!?」

「メっ、メイコ静かに!!」

「あ、ごめん。でもねぇ…」

「私だって、女だと思わなかったし…」

「会ってみてどう?」

「え?どうって?」

「だから、ドキドキしたりしなかったの?」

そういえば何ともなかった。
好きになった(?)相手にドキドキしないということは…

「もう手紙なんて関係ないようね。それより、」

小声でメイコは尋ねた。

「リント君のことよ。」

「え?」

昨日の殺人未遂(?)事件がもうバレたのか、と思った。

「昨日リント君とどうなったのよ?まさか何もないって言うんじゃないでしょうね?」

「何でそうなるの…一緒に帰っただけだし…」

何もないとは言えないが。

「つまんないわね。」

今も思い出すだけでゾッとする。
何せ殺されかけたのだから。

「どっちか選べるなんて罪な女ね、ルカも。」

何てメイコは笑っているけど、笑い事ではない。

それに、レンはルカを好きなんて言ってないし、そう言われても困るだけだ。

「きゃっきゃっ」

女子がまた騒いでいる。
こういう時は2人のどちらかだ。今回は…

「おい、ピンク。昨日の聞いてたよな?」

レン。

「ったく、人の忠告無視しやがって。姉貴が来なかったらお前殺されてたかも知れないんだぞ?」

「あ、あの…僕の席…」

「あ?」

「いえ、何でも…」

ルカの隣の席に腰掛け、話し始めた。

「あんなことになるとは知りませんでしたし…」

「そういう問題じゃねぇよ!!何で逃げなかったんだよ!!」

「逃げようと思ったんですけど…その…足がすくんで…」

「はぁ…じゃあ今日の帰りに俺の教室来い。」

「え…でも、」

「何か言ったか?」

「…いいえ…」

「もう近づくんじゃねぇぞ。危険を感じたら逃げろよ。」

「はい…」


どういう成り行きか、レンと帰ることになりました。






続く。

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ある少年と‥⑩

終わりそうにないが、大丈夫か?((大丈夫ぢゃない、問題だ。

かれこれ10話だけど。

あとさ、疲れた。
ネタ、ない。
助けて(((だが断る。

閲覧数:183

投稿日:2011/05/15 19:48:55

文字数:806文字

カテゴリ:小説

  • コメント2

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  • 魔熊

    魔熊

    ご意見・ご感想

    いつの間に10話に!!
    レン、カッコいい(*^^*)
    ルカは誰と付き合うんだろう?
    続き楽しみにしてます(^-^)b

    2011/05/15 20:15:17

  • 檸檬飴

    檸檬飴

    ご意見・ご感想

    レン君カッコいい!!

    ホントだ、いつの間にか10話になってる!!

    ネタね…まぁ頑張ってww

    2011/05/15 19:54:31

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