酷く濡れた小さな君の 瞳 深くに映す景色が

逆さに歪んでみえても 色彩は鮮やかでいてほしい


鳴いて、鳴いて 嗄らした声も

途切れて、途切れて 冷えた空に滲む


冬の象徴 訪れる風に 靡く前髪 雪の足跡

穏やかに埋もれては消える 罪も罰も凍てついてしまう


鳴いて、鳴いて 願った 季節は

千切れた、千切れた 心に触れて

鳴いて、鳴いて 探した何かを

途絶えた、途絶えた 言葉に見つける



灰色に染まる世界の中へ 君は怯えずに歩みだす

吹雪が奪う視界はいつか 君も連れ去り僕を残して



泣いて、泣いて 涸らした涙も

零れて、零れて 冷えた土に滲む

哭いて、哭いて 溢れる想いが

繋げた、繋げた 言葉に消えて



灰色に染まる世界の中へ 君は怯えずに歩みだす

吹雪が奪う視界はいつか 君も連れ去り僕を残して

灰色に染まる、時も、すべて 誰も気づかず降り積もる

刹那に融ける涙に濡れて 灰色に染まった僕は猫


灰色の猫・・・君はー。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

灰色の猫

バンド組んでた時のやつ

冬ソング

閲覧数:121

投稿日:2013/07/26 06:00:41

文字数:437文字

カテゴリ:歌詞

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