窓際で風に揺られる彼
友達に囲まれてる
無口というほどじゃ無いけれど
喋る方でもないワタシ
念力か魔法が無いものか？
バカな妄想巡らせ頬杖
なんと6秒眼が合った
ダメだ充血する・・・

え？ナニ？なんてったの？
まさか誘われた？？
『謹んでお受けいたしますー』
トゥラッタッタッタッタ！

溢れ出して止まらないワクワク
そしてこちらも止まらないエンドルフィン
マスタードイエロー？定番ニットアップ？
タンスに小指あいタッタッタッタ！　
可愛らしいコーデ模索して
肌パックと爪も綺麗にして
ヨシ！
ヘアケア済ましたら準備万端さ〜　

どんな服が好みなんだろう？
ヘアスタイルは？靴は？
ベッドに入って何度もなんども
意味なくスマホを見る
すぐに変わるはずもないのにね
天気予報のアプリをタップ　　
スマホ頭に落ちた
これで何度めだー・・・

アレレ？どおいうこと？
もしや二度寝した？？
『ハラキリしてお詫びいたしますー』　　
アタフタッタッタッタッタ！

朝の準備はまるでセンソウ
遅刻はとにかく印象悪いし
昨日考えてた『何話そう？』なんて
ふっとんでっちゃっタッタッタッタッタ！
鏡と何度もにらめっこ
今日に限って上手くキマらない！
もう！
『ゆっくりきてね♪』のLINE
もうメチャクチャなごむ〜！

慣れないヒールを履いて
カツカツカッカ駅へ駆けてプシュー！
間に合った！『あとは電車よ！急げーぃ！』

立ち寄ったッタッタッタ
青の看板のオシャレなお店
クランベリーのスコーン バターのマフィン
公園のベンチで食べようとして
手が触れてマッカッカッカッカ！
『緊張しちゃうね』の一言
やっぱ優しい　暖かくなる
ネ！
帆船も心なしか凛々しく揺れてたよ
そんなデートでした