夕闇が迫る街中 カラス達は人間見下して
「今日も同じ景色か」と
笑いながら朽ちた煙草が言う
点滅始める街灯 いつの間にやらカラスは消えて
「明日はどんな景色だろう」
電柱共は狂って踊りだす
きっとどこかでわかってた
今まで見たのは同じものだと
明日もきっと気付かずに
静かに静かに見るんだろう
猫がネズミを追うように
時間は人を追い立てて
僕らがいくらすがっても
認めてなんかくれやしない。
灰色に霞む日々を超えて
ネズミは気をつけ行進行進
雑踏に満ちたこの場所は
口で伝わる無機質タウン
聳え立つのは時計台 秒針停止でやるせない
「僕はもう疲れたんだ」
ため息混じりにそう言った
しかめっつらのチューインガム 汚いなりで空見上げ
「忘れ物は何だっけ」
その場でうずくまり倒れこむ
心のシャッターは全て閉まり
嫉妬も皮肉もうずめきあって
住人たちは生気なしに
明日へ明日へと夢を見る
「だれか私に水をおくれ」
枯れた命がそう言ったって
通行人は見向きもせず
淡々と毎日を送る
錆びた車輪は回る回る
狂った今日を追い抜くように
全てを照らす光となれ
死んだバラード打ち消すように
「この世界を作り上げた
人間たちに伝えよう」
しゃがれた声で 言い残し
笑った煙草は 消え去った。
無機質タウン
荒廃した町を現代人に潜む心の隙間に重ねて作ってみました。
歌詞は好きに使用して結構です
初心者ですので意見・アドバイス等がありましたら
教えてください。
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