ジャケット

飾らない君のままで大丈夫だよって
甘い言葉を信じていた
通りに響く泣き声も悲鳴さえも
雑音だと決めつけていた

正解はすでに手の中にある
焦る脳髄は見ないふりをして走る
冷ややかな声が鼓膜をおしつぶすときようやく気づく
ひとりきりだと

どこで立ち止まっていれば
傷つくこともなく生きていられたの
ナイフを振り回していたのは
僕自身だろう?

あきらめなければ希望はきっと叶うと
古い言葉を頼りにした
星占いの結果が気に入らないなら
本を閉じてしまえばいいだけ

間違いはいつも足で砕いて
むき出しの敵意に背中を向けて走る
生ぬるい息が心をしめつけるときはじめてわかる
一度きりだと

どこで道曲がっていれば
傷つくこともなく死んでいられるの
銃口を突きつけてきたのは
君のほうだろう?

どこで立ち止まっていれば
傷つくこともなく生きていられたの
ナイフを振り回していたのは
僕自身だろう?

00:00 / 03:21

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ナイフ

初めてボカロ曲をつくってみました。
誕生からおよそ14年。永遠の16歳とはいえ、少し大人になったミクさんをイメージしました。

閲覧数:346

投稿日:2021/08/17 23:55:57

長さ:03:21

ファイルサイズ:3.1MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

クリップボードにコピーしました