
飾らない君のままで大丈夫だよって
甘い言葉を信じていた
通りに響く泣き声も悲鳴さえも
雑音だと決めつけていた
正解はすでに手の中にある
焦る脳髄は見ないふりをして走る
冷ややかな声が鼓膜をおしつぶすときようやく気づく
ひとりきりだと
どこで立ち止まっていれば
傷つくこともなく生きていられたの
ナイフを振り回していたのは
僕自身だろう?
あきらめなければ希望はきっと叶うと
古い言葉を頼りにした
星占いの結果が気に入らないなら
本を閉じてしまえばいいだけ
間違いはいつも足で砕いて
むき出しの敵意に背中を向けて走る
生ぬるい息が心をしめつけるときはじめてわかる
一度きりだと
どこで道曲がっていれば
傷つくこともなく死んでいられるの
銃口を突きつけてきたのは
君のほうだろう?
どこで立ち止まっていれば
傷つくこともなく生きていられたの
ナイフを振り回していたのは
僕自身だろう?
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