【鏡音レン】　境界の痕

ツキト

境界の痕

詞・曲/ツキト

残された月には今でも
昔の過ち映し出して
月光に背を向け今夜も
幻想の中彷徨います

目が眩むほど眩しい
超えてはいけない
触れて

綺麗なものばかり飾って
汚れた手を後ろに隠して
綺麗なものばかり見すぎて
忘れてしまう
境界の痕

何度も重なり確かめて
幸福は満ち欠け消えてゆく
流れて終わりと泣いていた
星を眺める　願いは散る

目を逸らすほど強く
もっともっと
傍に...

求めて見失う夢に
溺れて手を離せずにいた日々
消せない境界の向こうへ
連れていきたい
もう　離して

その声に
何度でも振り返ってしまう
真っ暗な空に
絶望の真ん中に
光を見つけて

求めて見失う夢に
溺れて手を離せずにいた日々
あなたがいる景色だけが
滲んでゆくよ

綺麗なその目を逸らせば
綺麗なその両手離したら
汚れたこの最後の夢も
許されますか？

歪んだこの思いを
どうか受け止めて
沈みゆきたい

境界の果てへ