――どれくらい経ったのだろう
この世界が崩れてから

あの日僕はいつものように 窓枠にもたれかかって
暖かいミルクココアを飲んでいた
寒い時期にはありがたく
僕の体を温めてくれる

中途半端に残したココアをテーブルの上に置いて
マフラーとコートを身にまとって
家の鍵をポケットに突っ込み
自分の家を出た

しばらく歩いていると 雪の様に真っ白な
けれどそれとは違う柔らかなものが降ってきて
世界を埋め尽くす

それはある時代12月13日のこと
相反する12と13の月の日に
真っ白な灰が降り積もり
時計台の針までも止めてしまった
今 ここに存在するのは
僕と そして
一握りの Vocaloid<人ならざるもの>
中途半端に残ったココアを
無理矢理ノドに押し込んだ

あの日からこの世界は ただ真っ白に書き換えられて
僕ら以外に動く物など無くなってしまった
何時か僕らもきっと
時計台のように動かなくなる

その日はきっと僕が思ってるよりも近くて
きっともうすぐ 明日にでも
やってくるのだろうと
そんな考えがふと浮かぶ

白く暖かな湯気を上げて 僕はひたすらスープを作る
柔らかく暖かな 世界を埋める灰のような…

それはある時代12月13日のこと
相反する12と13の月の日に
真っ白な灰が降り積もり
時計台の針までも止めてしまった
ふと 思い出した事は
”明日があの日と同じ月の日だ”
折角作ったスープさえ
ノドを通らなくなっていた

冷えていく
僕のカラダが 僕のココロが
一体化する
この世界と そしてVocaloid<僕ら>が

それはある時代12月13日のこと
相反する12と13の月の日に
真っ白な灰が降り積もり
時計台の針までも止めてしまった

それはある時代12月13日のこと
相反する12と13の月の日に
全てのモノが止まってしまった
僕も 君も ぜんぶゼンブ……

――どれくらい経ったのだろう
この世界が崩れてから
――<僕らを残したまま、ただ灰は降り積もるばかりで>――

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

終わりと、それから

「ボカロ」と「世界崩壊」をイメージ。
初投稿にこんなものやっていいのかといった感じですが(笑
個人的にゆったりまったりなものにしてみました。
完全なる突発モノでスミマセン(-ω-`;)

ちなみに「相反する12と13の~」あたりの歌詞は「12は割りとどんな数字でも割りきれるけど、13は割りきれないよね」という因縁説を先輩から聞いて決定しました。こんなところで言うのも何だけど、先輩ありがとう…!

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閲覧数:89

投稿日:2009/06/27 16:55:41

文字数:849文字

カテゴリ:歌詞

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