カレンダー
A
時計の針は チクタク チクタク
無機質に 時を刻む
暗い部屋には カチカチ カチカチ
パソコンの 音が響く
B
もうそろそろ 限界だと
思いながら 手を休めて
カレンダーを ふと見上げると
あの日のまま 時が止まっていた
S
全ては変わる それが真実さ
期待と失望の 繰り返しだよ
誰もがやがて 灰となり消えて
思い出だけが 空にさまよう
S2
でも忘れない 忘れたくないよ
ひとりで老いて ゆくんだとしても
かなわなかった 夢のかけらを
守って生きると 決めたんだ
O
ほこりだらけの カレンダーを
見つめながら 今夜も眠る
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