ある日わたしは死にました
地面に落ちた衝撃で あたまが離れていきました

集まる野次馬人だかり
お空に昇るそのまえに あたまがカメラに奪われた

気がつけば 体だけで 地面に張り付いていて

あーあーどこどこどこなのよ わたしのあたまはどこなのよ
返して返して返してよ わたしのあたまを返してよ

ある日わたしは待ちました
再び通りかかるだろう あたまを奪ったその人を

七日と二時間三分後
その人ついに現れて 必死でついていきました

さあ着いた 体だけの 暮らしは終わりだよね

さあさあ返して返してよ わたしのあたまを返してよ
ぐーぐーぐーぐー寝てないで わたしのあたまを返してよ

わたしのあたま このカメラのなか

あーあーどうしてどうしてよ わたしのあたまが戻らない
毎晩毎晩夢に立ち あなたにお願いしてるのよ

あーあーいつまでいつまでよ わたしのあたまがまだないよ
毎晩毎晩夢に立ち あなたを呪ってしまいたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

あたまがないよ ※ホラー系注意/曲募集中です

自分のブログ記事のちょっと怖い話(オリジナルです)
http://blog.goo.ne.jp/beforethewind/d/20100307を題材に、
幽霊側の立場に立って歌詞を作ってみました。
事故や事件の野次馬のような安易な好奇心を戒めるというのが主題です。
不快な表現との指摘があれば削除します。
曲をつけていただけたらありがたいです。改変自由です。

閲覧数:218

投稿日:2010/03/11 00:59:12

文字数:412文字

カテゴリ:歌詞

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