うんざりするような声に
味気ない空気感
暑さは白い肌に張り付く
這いずって勘ぐった生も
白紙に戻す今日が嫌いだ
忘れては立ち止まる
こんな煮え立った日じゃ叶わないよな
誰かに向けた心も愛も正義も
冷え切った感情をレンジで温めて
生きながらえているんだ
惰性で生きている理由を見せて
有り得ない妄想で夢を見せて
デハイドレーション解も無い世界だ
あの空の素っ気ない光で僕は枯れていく
炎天下ほっといた今日で
足踏みをしては
枯れた喉からまた繰り返す
近づいた太陽嫌って
足元を見ては脳内に警鐘
憂いては溶ける
蒸し暑さの抱擁
窓ガラスを割りたくなるようだ
どれだけ暑くたって
心ごと燃やしてくれやしないだろう
「向こう一週間の天気」も
「先行き不透明な時代」も
空っぽってもんだ
全て諦めてみて
瞳の中揺れる僕の影にも
明日を救う言葉は書いてないだろうけど
爽やかな陽射しの気持ち悪さに
重なり合うこの醜態だ
昨日に戻ることができたなら
あどけない表情を取り戻せたら
きっと素敵な未来だ
落ちてきた缶ジュースを捨てた
惰性で生きている理由を見せて
有り得ない妄想で夢を見せて
デハイドレーション解も無い世界だ
あの空の素っ気ない光で僕は
枯れていく夜に手を透かして見せて
成し得ない証明に釘を刺して
デハイドレーション甲斐もない生命だ
青空の脱水症状ごと
過去の形象と情景を貫いて
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