十人一色_inst

【歌詞】

笑う門には福来ると
その言葉さえ欺き
幸せの思いは骸(むくろ)
誰も彼も作り笑い

一人歩く茜道(あかねみち)　見えていても彷徨い
五人歩く闇路なら　見えると嘘つくだけ
十人(とたり)の輪に入ればいいと　それで笑えるのだと
僕を騙す君たちは　同じ顔をしてるよ？

生まれたての僕らの
装わない私たちの
曖昧な
感情を
傀儡としてただ弄ぶだけ

まあそりゃな
一人とか　寂しいとか　孤独だとか
願うなら　遠い空に消え去って
笑うことすら強制する(求める)のなら
僕らは「僕ら」を演じればいいの？
じゃあ
仲間とか　友達とか　味方とか
飾らないその声を教えて
心から笑ってみせろよ
陳腐な馴れ合いならご勝手に

一人歩く夕映えも　君にはもう見えない
十人(とたり)の中立ち止まり　皆同じ空見てる

まだ何も知らぬ僕らの
鮮やかな私たちの
繊細な
情動を
例外もなくただ貶めるだけ

ああそれじゃ
自由とか　優しさとか　涙とか
願わずも君から奪っていく
息もできぬ物語の中
君は「君」を演じ続けるの？
ああ
世間とか　常識とか　普通だけが
空っぽな君のこと埋めてる
心から笑えないんだろう？
陳腐な馴れ合いならご勝手に

甘えてんじゃねえ

まあそりゃな
一人とか　寂しいとか　孤独だとか
願うなら　遠い空に消え去って
笑うことすら強制され(求められ)ても
僕らは「僕ら」を演じはしないの！
じゃあ
仲間とか　友達とか　味方とか
飾らないその声に任せて
心から笑ってみようぜ
陳腐な馴れ合いとはそんじゃ、バイバイ
十人十色の福よ来い