Paranoia
BPM135


指先で伝う熱も 大概に思えた
不確定的な表層
誰だっていいんだきっと 抜き出した日々の
得体なんてもう本当


見慣れた街の喧騒 返りを食らっていた
伸びた背丈さえも 影落とす
無駄を吐きこぼして 音に本を挟めた
空いたグラスの中 自我を溶かす


その手を取って 執り結んでいる
ほつれっきった指で 掬えなくて
戸惑っていたんだ 君の横で
浮かぶこともできず落ちていく


もう一回
rawに虚うに 大袈裟に胸を絞める感触に溺れている
また 胡乱に迂路うに 唇が奪えない
上面 阿呆のように 飲み込めないの


偏執的妄想に急かされて息をする
貴方をわかってやれるか 確かなれど不確か
繊細で滑稽な心身を取り合う
何が寂しくて 下手なように笑う


裾をつかんで ふいに破れていく
縋りきった足で 歩けなくて
言わないって言うなら引き留めて
言を欠いて誤魔化しあっている


もう何回
lowにflowに 不埒な心根に沿う愛憎に囚われる
まだblueに狂うに 舌先で触れえない
嘲笑 板について 寄せ付けないの


縋りついて 日に薄れていく
振り絞った声が 宙に溶ける
「間違ってないから」言い聞かせて
抱きしめ折り重なっている


あと何回


もう一回
rawに虚うに ぬくもりが胸を占める感触に溺れている
故にfrenzy crazy 心根も奪えない
妬ましくって君を 飲み込めないの

取り留めのない日々を 一緒くたに往々にして
失くしたものの価値を

色を持たない日々の 掛け合わせをどのようにして
君の隣にいつも。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

『Paranoia』Lylic

Paranoiaの歌詞です。

閲覧数:42

投稿日:2022/06/06 16:30:23

文字数:683文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました