「ばするうむ・せんせーしょん」/ HammingEgg

歌詞


正解なんて
追わなくなってしまって
泡吐いて
悲しみを数える日々に耽って

この痛みだって
お別れしたかったって
愛想尽きて
こびりついた慈愛すらも拭って

渦を巻いて 刻一刻と
消え去ってゆく 幸福の濁りよ

バスルームで溺れる
一人ぼっちの感情の
鉄の花の香りに
むせ返る日々も悪くないわ

感傷に浸かっている
疲れ切った私は
とうにのぼせたまんま
ふやけてく ふやけてく
日々を

この世界なんて
いつか沈んでゆくって
幻想抱いて
垢だらけの自分だけが浮いて

この僻みだって
何かを得たかったって
もう手遅れで
落とせないわ これが罪ってやつね

何回も潜り込んだ
絶望と夢の狭間
どこまでも深く 深く
行ける気がしていたんだ

バスルームで渇いていく
不可逆性の惨状を
流し目に見られては
呑まれてく日々も受け入れるわ

愛されたいと願っている
泡立つ浴槽の中が
私の居場所なんだと
騙してる 騙してる 
日々も

渦を巻いた でもそれで良かった
消え去ってゆく 後悔と不安も

バスルームで溺れた
一人ぼっちの感情も
濡れた髪を掴んで
乾かして 乾かして 乾かして

感傷に浸かっていた
傷口にも栓をして
この狭い世界にさ
センセーションを今
起こさないか?

まだ私は弱いけどさ
波は高まってんだ
白い煙の中で
消えてゆく 消えてゆく
また現れる 洗われる
日々で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ばするうむ・せんせーしょん 歌詞

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投稿日:2022/10/05 14:30:16

文字数:623文字

カテゴリ:歌詞

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