A
夕焼けを
のみこんだふたりは
ひとやすみ
離せない指

終点には
さよならが
待っている気がして
動けない
宙ぶらりんな時間

B
触れれば壊れそうな
だけど大切だって
キモチが
生まれたんだ

S
またねって言ってよ、シャボン玉
扉の向こう　未知の道
見つけたのは夢色の合図
つながっているよ未来

A
始発列車は
種を乗せ
歌う春の音色
芽吹くまで
花言葉に隠した

B
内緒の話をした
おでこつきあわせて
ふたりで
ひとつだった

S
またねって言ってよ、シャボン玉
扉あけたら明日の君
覚えてるよ　指きりしたこと
お話はまだ続く

C
閑話休題に散歩してる
雨あがり飾る虹

L S
またねって言ってよ、シャボン玉
扉くぐって会いに行く
見つけたのはエンディングの先
まだまだ楽しんじゃおう

またねって言ったよ、シャボン玉
軌跡はまためぐるよ

——ひらがな——
A
ゆうやけお
のみこんだふたりわ
ひとやすみ
はなせないゆび

しゅうてんにわ
さよならが
まっているきがして
うごけない
ちゅうぶらりんなじかん

B
ふれればこわれそおな
だけどたいせつだって
きもちが
うまれたんだ

S
またね(っ)てい(っ)てよしゃぼんだま
とびらのむこ(う)みちのみち
みつけたのわゆめいろのあいず
つながっているよみらい

A
しはつれ(っ)しゃわ
たねおのせ
うたうはるのねいろ
めぶくまで
はなことばにかくした

B
ないしょのはなしおした
おでこつきあわせて
ふたりで
ひとつだった

S
またね(っ)てい(っ)てよしゃぼんだま
とびらあけたらあすのきみ
おぼえてるよゆびきりしたこと
おはなしわまだつづく

C
かんわきゅうだいにさんぽしてる
あめあがりかざるにじ

L S
またね(っ)てい(っ)てよしゃぼんだま
とびらくぐ(っ)てあいにいく
みつけたのわえんでぃんぐのさき
まだまだたのしんじゃお(お)

またね(っ)てい(っ)たよしゃぼんだま
きせきわまためぐるよ