どうやったって分からないんだ
なんでそんなに笑っているのか
挟んだ栞は吹かれていった
どうやったって有り得ないんだ
なんでそんなに平気でいるのか
書きかけの幼さ 黒が差す
いつかわかるからって
はぐらかされてた真髄が
カレンダー達に噛み付いては
蝋燭をだんだん増やしていく
青い空が暮れたいつからか
流れる雲に拐われた
結んだリボンは目を閉じて
必然のように飛んでいく
18の夏が来る前に
17の夏と逃げてみよう
誤魔化したって変わらないんだ
貴方は彼を嫌っているのに
作った仮面は剥がれなかった
そう言ったって馬鹿馬鹿しいんだ
彼は貴女を想ってないのに
それでいいなんて 謎だらけ
早く理解しろって
時代が動かす常識が
1年経ったらわかるかな
蝋燭をだんだん消してゆく
赤い空焦がれたあの時から
街には見えない針がある
解いた髪の毛それだけで
なにもかも先に見られたら
18の朝が来る前に
17の夜を寝ずにいよう
暗い海に浸るあの時が
同じ色した反射鏡
醜い魚は逃げながら
当然のように沈んでく
18の夏が来たのなら
17の夏はどこへゆく
名前もないままの今の顔
綺麗なままで飾れたら
結んだ唇解いては
時計の針さえ超えてゆく
18の夏が来た後に
17の夏はどこにいる
18の朝がこないよう
秒針をずっと止めておこう
「はいはい」だけを繰り返し
気付けば大人になってく前に
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