夜の闇を照らす様に
躍り 飛び跳ね
白銀の天鵞絨に
衣擦れの甘い音
空に 染み入る
一夜の白き胡蝶
白濁の硝子越し
踏む足取りと軋み
儚くも美しく
舞い散り行く宿命を
その身に背負いながら
纏う絹靡かせて
朝陽が昇る前に
仄白い灯点して
一夜限りの舞を
灰色の淀み
柔らかな雫
その中に上げる
冷たい産声
冬の街を
白く染めて
洗う様に
祝す様に
憩う様に
覆い隠し
熱を奪う
夜の闇を照らす様に
躍り 飛び跳ね
舞い踊るその姿
影を映す事無く
白く 輝く
一夜の踊子達
朝陽が昇れば
温もりが降りて
自らの躰
溶け去ると知って
躍り躍れ
舞姫達
叫ぶ様に
祈る様に
狂う様に
流す涙
身を蝕む
夜の闇を照らす様に
躍り 飛び跳ね
夢幻の如く
夜と共に消え去る
命 燃すまで
終わりの無い円舞を
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