【1A】
波打ち際に捨てられた
私の心は貝のよう
寄せては返す波の音と
静かにまどろむ夢の中

【1B】
ぽつりと浮かんだ
白い月を見上げて
白い波間崩れた
涙の色混ざって

【1サビ】
濃紺の空に佇んだ星に誰もが願ってる
ここでまた会えること波のようにと

【2A】
波打ち際に捨てられた
私の心は椰子の実で
寄せては返す波の先
広いどこかへ行きたくて

【2B】
いつまで いつまで
同じ場所を彷徨う
波に消えた涙は
いまは何処にいるかな

【2サビ】
海原に光る白銀の月は静かに揺れている
どこにも行かないでと囁くように

【3B】
静かな浜辺に
波しぶきがきらめく
月明かりは優しく
見守るよう照らして

【ラスサビ】
寄せては返す波打ち際に残された私の愛
このまま永久の夢を月に照らされ


-かしひらがな-
【1A】
なみうちぎわにすたられた
わたしのこころはかいのよう
よせてはかえすなみのねと
しずかにまどろむゆめのなか

【1B】
ぽつりとうかんだ
しろいつきをみあげて
しろいなみまくずれた
なみだのいろまざあて


【1サビ】
こんいろのそらにたたずんだほしにだれもがねがあてる
ここでまたあえることなみのよおにと

【2A】
なみうちぎわにすてられた
わたしのこころはやしのみで
よせてはかえすなみのさき
ひろいどこかへいきたくて

【2B】
いつまで　いつまで
おなじばしょをさまよう
なみにきえたなみだは
いまはどこにいるかな

【2サビ】
うなばらにひかるはくぎんのつきはしずかにゆれている
どこにもいかないでとささやくように

【3B】
しずかなはまべに
なみしぶきがきらめく
つきあかりはやさしく
みまもるようにてらして

【ラスサビ】
よせてはかえすなみうちぎわにのこされたわたしのあい
このままとわのゆめをつきにてらされ