史書が語らぬ歴史 涙で濡らす理?
悲劇繰り返す連鎖 止まらぬ葛藤の中…

朱に染むるのは 夕焼け?それとも…
鬨の聲さえも 哀歌に変わる

出会った運命に 終焉と名付けて
冷えた首筋に 白銀向ける

「どんな過去でも 抱き締め守るから」
言えない僕は 誰より弱くて
傷で傷を隠す君が 霞んで見えなくて

史書が語らぬ歴史 涙で濡らす理?
悲劇繰り返す連鎖 止まらぬ葛藤の中
戦う意味と 真実探して

空虚な駒達 自我を失くした
管理者のいない 遊戯と同じ

勝者も敗者も 何も遺せずに
一刻も経てば 皆忘れてく

「どんな咎でも この手で拭うから」
優しい君は 赦すよに言って
去りし日々に咲きし恋心 今では穢れ果て

史書が語らぬ歴史 刃で奪う理?
いつか蘇る軌跡 滅びぬ言の葉綴り
僕らに在った 真実伝える

語り継がれる叫び この詩に託す 命を
いずれ訪れる夜明け 迎える暁の下
消えない愛を 響かせ未来へと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

史書が語らぬ歴史

※KENTAsanに作曲していただきました※

歴史好きとして、一度こういうの書いてみたかったなぁと思い、試験的につらつら綴ってみました。
敵になってしまった武将同士の恋みたいなモチーフです。題材が題材なので厨二全開です…悪しからず。
一人称が「僕」になっていますが、男性に扮して戦う女性武将のイメージで女の子が歌っても面白いかも、と思います。
歌詞の読みがところどころ特殊なのは仕様ですw

閲覧数:370

投稿日:2012/02/23 00:04:50

文字数:407文字

カテゴリ:歌詞

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