A
いつも通り並んで歩いてるキミが
あくびしながら不意に絡める指
なんでもないふりして迷子なの私
わかれ道でサヨナラ

B
また明日なんて待ちきれないよ
どうしてキミは平気なの、もう

C
ズルいよ何もいらない恋になる　戻れなくて
ワガママ言ってもいい？キミの一番にして
ズルいよ私の目線独り占めしてるのに
気まぐれ猫みたいにキスしたあと消えちゃう


A
相変わらず優しく笑ってるキミの
思い出のなか忘れられないよ(う)に
特別な贈り物　キミだけの私
返品は不可だから

B
そっとリボンをほどいて触れてよ
このまま熱に溺れてよ、ねえ

C
ズルいよ何もいらない恋になる　尽くすほどに
キミしか見えてないの、だからこっちを見てよ
ズルいよ私ひとりで空回りしてるのね
それさえ楽しんで駆け引きにならない恋

C
ズルいよ何もいらない恋になる　止まれなくて
キスの嵐で攫う　キミの心射止めて
ズルいよ私の強がりだって知ってるくせに
惚れた私の一人負けなの？
ズルいよ
「好き。」

——ひらがな——
A
いつもどおりならんであるいてるきみが
あくびしながらふいにからめるゆび
なんでもないふりしてまいごなのわたし
わかれみちでさよなら

B
またあしたなんてまちきれないよ
どおしてきみわへ(え)きなのもお

C
ずるいよなにもいらないこいになるもどれなくて
わがままいってもい(い)きみのいちばんにして
ずるいよわたしのめせんひとりじめしてるのに
きまぐれねこみたいにきすしたあときえちゃう


A
あいかわらずやさしくわらってるきみの
おもいでのなかわすれられないよ(お)に
とくべつなおくりものきみだけのわたし
へんぴんわふかだから

B
そっとりぼんをほどいてふれてよ
このままねつにおぼれてよねえ

C
ずるいよなにもいらないこいになるつくすほどに
きみしかみえてないのだからこっちをみてよ
ずるいよわたしひとりでからまわりしてるのね
それさえたのしんでかけひきにならないこい

C
ずるいよなにもいらないこいになるとまれなくて
きすのあらしでさらうきみのこころいとめて
ずるいよわたしのつよがりだってしってるくせに
ほれたわたしのひとりまけなのずるいよすき