あたしこの世にはもううんざりよ
愚かさの疫病は止まないし
孤独に殺されるくらいなら
幕は自ら降ろす方がマシね

市を駆けぬけてゆく子供は
可哀想に、まだ知らないのね
自らもlaissez-faire(レッセ・フェール)の名の下に
競りに掛けられているも同然だ、って

名誉も愛も美貌も
手に入れてしまえば絶望よ
稀代の天才だって
バケツを蹴っては

凡庸でありきたりで無様な結末を
迎えたらもう身体中の
穴という穴から怨嗟を噴き出して
内臓も骨格も最低でできている
この身体は晒せない
今日もロープは納屋に仕舞っている


小石を蹴飛ばしたその足で
生首踏みつけるcitoyens(シトワヤン)
情熱の色を纏う靴で
天に昇れるならば上出来ね

あなたの話はつまらないの
借り物の価値しかないくせに
お姫様気分で御飯事
賢ぶることにかけては一流だわ

ドレスも家も宝石も
地獄では質に出せないの
ressentiment(ルサンチマン)だとか
指を差すがいいわ

あなたにお似合いの無様な結末を
迎えたらもう町中の
有象無象から唾吐きかけられて
顔面も内面も啄まれ尽くすだろう
その日は明日になるかもな
今日もロープは納屋に仕舞っている


凡庸でありきたりで無様な結末を
迎えたらそう気づくのよ
ああ、なんて短くみすぼらしき命!
この世は夢の中 ひとときの安寧を
愛さずにはいられない
卑しき私よ

思い思いの素敵な結末に
必要なキャストも邪魔者も
虚しく悲しく退場する定め
« Du ciel viendra un grand Roi d'effraieur », écrivait Nostradamus.
(どぅ しえる ヴぃえんどら あん ぐらん ろわ でぃふれうあ えくりヴぇ のすとらだみゅす)
その日は明日になるかもな
今日もロープは納屋に仕舞っているわ
どんな恨み言も常套句なんだわ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

首吊りクリシェ 歌詞

歌詞です。
フランス語部分には読み方の仮名表記を添えていますが、もし歌うつもりなのであれば適当な翻訳サービスなどで発音を聞いた方が良いと思います。

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閲覧数:101

投稿日:2026/03/15 05:19:43

文字数:799文字

カテゴリ:歌詞

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